日本のことわざ【2】
日本のことわざ(2)
果報は寝て待て
▶幸運は人力ではどうすることもできないから、あせらないで静かに時機の来るのを待っていればよい。
継続は力なり
▶物事をやり続ければ後に実力になって目標に近づけることにいう。
虎穴に入らずんば虎子を得ず
▶危険を冒さなければ功名は立てられないことのたとえ。こうみょう(功名)てがらを立て、名をあげること。
郷に入っては郷に従え
▶人は住んでいる土地の風俗・習慣に従うのが処世の法である。
親しき仲にも礼儀あり
▶親密過ぎて節度を失うのは不和のもとだから、親密な中にも礼儀を守るようにせよ。近しき仲に礼儀あり。「親しき仲に垣(カキ)をせよ」も同義。
習慣は第二の天性なり
▶習慣は人の性行に深くしみこんで、生まれながらの性質のようになる。習慣が人の性行に影響することの大きいことにいう。せいこう(性行)日常の性質と行い。
人事を尽くして天命を待つ
▶人間として出来るかぎりのことをして、その上は天命に任せて心を労しない。
てんめい(天命)
- 天の命令。上帝の命令。
- 天によって定められた人の宿命。天運。
- 天から与えられた寿命。天寿。
終り良ければすべて良し
▶結末さえ良ければ、その過程にどのようなことがあってもかまわない。
-広辞苑より-
ことわざとは、古くから言い伝えられてきた教訓や風刺、知識など、世代から世代へと言い伝えられてきた簡潔な言葉のこと。古くから人々に言いならわされたことば。教訓・諷刺などの意を寓した短句や秀句。
ことわざ(諺、英語: proverb、ラテン語: proverbium)
鋭い風刺や教訓・知識などを含んだ、世代から世代へと言い伝えられてきた簡潔な言葉のことである。俚諺(りげん)ともいう。Wikipedia