【2】松下幸之助 の名言格言集
松下 幸之助 氏 の名言格言(2)
松下幸之助
お互いに、自分が他人と違う点をもっとよく考えてみよう。
そして、人真似をしないで、自分の道を自分の力で歩いていこう。
そこにお互いの幸福と繁栄の道がある。
松下幸之助
私の宅の近くに水のきれいな池がある。
水面に周囲の樹々の姿を映し、まことに風情がある。
ところがこの池がひところ雨が降らなくて、底の大半を露出してしまうまでになった。
映すべき何物もなく醜い底を露呈するばかりである。
美の反面には醜がある、そんな思いである。
お互い人間も、これと同じことではなかろうか。
美と醜とが相表裏しているところに、人間の真実がある。とすれば、美の面のみにとらわれて、その反面の醜を責めるに急なのは、人間の真実というものを知らないものである。暖かい寛容の心を持って接し合うことが、お互いに明るく暮らすための、一番大事なことではなかろうか。
松下幸之助
お互いに期するものを持ち、自らを律しつつ目標を追求していく姿が望ましい。
松下幸之助
お互い経営をするものが、下手な経営、非能率的な経営、利益をあげない経営をすれば、そこが損をするだけではなく、その損失は全部の国民に影響するのである。
松下幸之助
かりに、ある国がいちばんいい政治をやっているのであれば、代わってその国に政治をやってもらう。そして税金の一部をロイヤリティーとして支払う。
それでも国費が三分の一になったら、国民は得である。
われわれ経営者はそれをやっている。
松下幸之助
きみな、赤字というのは、人間の体で言うたら、血を流してるのと一緒や。
体から血が流れっぱなしやったらどうなる?死んでしまうわな。死んだらいかんから、血を止めないかんな。
松下幸之助
けっして失敗を運やツキ、他人のせいにしてはならない。
そして成功は自分の力量とうぬぼれないこと。
松下幸之助
去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである。
松下幸之助
こけたら、立ちなはれ。
松下幸之助
こだわりは捨てよう。こだわりは行動に制約を与える。
松下幸之助
この世で根気ほど万能なものはない。
才能は万能ではない。
才能があっても思い通りの人生を送れない人は多くいる。
学問も万能ではない。
学歴があってもきちんとした仕事に就いていない人も多くいる。
万事に通用するのは意志と根気である。
松下幸之助
この世に起こることは全て必然で必要、そしてベストのタイミングで起こる。
松下幸之助
この世に存在するものは一切不要なものはない。
どのような悪人でも、毒物でも、使い方によっては全部役に立つ。
松下幸之助
この世の中に存在するものは、一つとしてムダなものはない。ムダだと思うのは、その活かし方、使い方を知らないだけ。
松下幸之助
この電球はどこで光っているか知っているか?子供たちが絵本を読んでいる。
すると、外が暗くなる。家の中はもっと暗くなる。そうなれば、どんな物語も途中で閉じなあかん。
でもな、あんたがみがいている電球一個あるだけで、子供たちのドラマは続行や。
あんたは電球をみがいているんやないで。子供たちの夢をみがいてるんや。
子供たちの笑い声が聞こえてこんか?物作りはな、物を作ってはあかん。
物の先にある笑顔を想像できんかったら、物を作ったらあかんのやで。
子供たちの夢のために、 日本中、世界中にこの電球を灯そうや。
松下幸之助
これからは競争から共生に、搾取から互助、物と金から心と愛になっていくだろう。
松下 幸之助(まつした こうのすけ、1894年〈明治27年〉11月27日 - 1989年〈平成元年〉4月27日)は、日本の実業家、発明家、著述家。パナソニック(旧社名:松下電気器具製作所、松下電器製作所、松下電器産業)を一代で築き上げた経営者である。異名は「経営の神様」。その他、PHP研究所を設立して倫理教育や出版活動に乗り出した。さらに晩年は松下政経塾を立ち上げ、政治家の育成にも意を注いだ。
松下幸之助 - Wikipedia