ダイエット時に心がけたいこと
ダイエットをするならば、過剰なカロリーは摂取しないように気をつけるべきです。
人の基礎代謝は10代半ばを過ぎると、だんだん低くくなるものなのです。
若いときと変わらない食事の摂り方を続けていることが原因で、カロリーをとりすぎている人は、成人を過ぎるととたんに太り始めることがあります。
脂肪燃焼ダイエットでは大雑把でもカロリー計算をして、必要以上のカロリーを摂らないようにしましょう。
脂肪燃焼のための運動を継続していると、途中で体重が減らなくなるようなときがあります。
これは体が消費エネルギーを無駄に使うまいとするために起こるもので、適応現象というのです。
適応現象は数週間で終わりますが、この時点でダイエットを中断したり、食事の量を元に戻したりすると脂肪燃焼が止まり、体脂肪が逆に増加します。
これがリバウンドと呼ばれる現象です。
それから、有酸素運動の前後でもし水分を摂らないと汗の量が減ってしまい、体温調節もきちんとできなくなるので、脂肪燃焼ダイエットとしての運動では、十分な水分摂取は非常に大切なことなのです。
水を飲むだけで太るということばは真実ではなく、脂肪燃焼ダイエット中はカロリーの高いものは口にしないようにすればいいのです。
ポテトチップスのような油を使ったスナック菓子は、カロリーも相当高いので、できるだけ控えるようにしましょう。
絶対食べないと決めてしまうのもストレスになるばかりなので、たとえばたまには食べていい、でも少しだけ、というふうに工夫するようにしましょう。
体脂肪とダイエットの関係
食べないようにするダイエットでも最初のうちは痩せることはできますが、健康や美容にはよくない結果になるでしょうし、リバウンドの可能性もひそんでいます。
脂肪燃焼という点にポイントを置いたダイエットにすると、体脂肪がうまく消費されて、健康的なダイエットへとつながるのです。
ダイエットの中には体重を減らすことだけを目的にして食事を抜いたり減らしたり、特定の食べ物だけを摂ってやせるというものがあります。
しかしこのような方法では、脂肪燃焼ができなくて、かえって脂肪がつきやすい体質に変わってしまいます。
筋肉だけが落ちれば体脂肪率は増えるので健康にもよくありません。
筋肉を落とすことなく脂肪燃焼によって体脂肪のみを減らすダイエット方法を行えば、リバウンドは起こりにくくなるでしょう。
ですから健康にも美容にもいいダイエットができるというわけです。
脂肪が体の中でエネルギー源として消費されるために燃えやすい体を作るようにすれば、脂肪燃焼がさかんに行われるようになるのです。
摂取エネルギーを消費エネルギー異常は摂らないようにし、適切な運動を行えば、脂肪燃焼は促されるようになるのです。
運動などで筋肉を動かすと体脂肪は脂肪分解酵素によって脂肪酸とグリセリンに分解されます。
そのうちの脂肪酸が血液に乗って筋肉へと運ばれ、それがエネルギーとなって使われます。
脂肪を燃焼させることでダイエットへと繋げるこのような方法では、毎日筋肉を使ったストレッチやエクササイズを行うことをお勧めします。