背中の脂肪
自分では見にくい背中には、気がつかないうちに少しずつ脂肪が蓄積されます。
人から案外見られていて印象を左右するのが後姿です。
自分では見えないので、あまり気にすることが少なくなりがちですが、よくぴっちりしたTシャツの背に、ブラジャーからはみ出しているお肉がはっきり見えていたりすることもあります。
おしゃれをしていても、これはいただけません。
そのうえ脂肪が背中について、丸まって猫背になっている人がいますが、これは老けて見えてしまいます。
その反対で若々しく見られる人は、姿勢がよく、背中にだぶついたよけいな脂肪が無くすっきりとしています。
また余分な脂肪が背中についてしまうと、腰痛や肩こりの原因にもなります。
一度脂肪がついてしまうと、背中の場合は手や足のように動かすことが少ないのでなかなか取ることができません。
大切なのは姿勢を良くすることです。
日頃から背筋をしゃんと伸ばして歩きましょう。背中の脂肪をつきにくくするには、いつも背中を意識することが大切です。
一度ついてしまった背中の脂肪はなかなか取り除けません。
日ごろから家事をするときなどに、背中を伸ばしてきびきび動けば、脂肪を寄せ付けるのを防げるのです。
背中の脂肪を落とすには
背中についてしまった脂肪を落とすにはどうすればよいのでしょうか。
背中を伸ばすストレッチや普段使わない背中の筋肉を動かすエクササイズが有効です。
ダイエットをして体重が減ったとしても、一度背中についた脂肪を落としてすっきるさせることは大変難しいことです。
さらに姿勢の悪い人は背中に脂肪がつきやすいので注意が必要です。
始めに自分の姿勢を振り返ってみましょう。
一日中前かがみの姿勢でパソコンに向かっていたのでは、背中の脂肪はなかなかとれません。
血行をよくしてあげれば、脂肪も燃焼しやすくなりますので、背中を伸ばすストレッチをするようにしましょう。
毎日繰り返していれば手を後ろに組んで背中を反らすだけでも、背中に脂肪がつきにくくなるでしょう。
脂肪が背中に蓄積するのを防ぐために家事の時にちょっと背中を意識してみましょう。
特別な運動をする時間のない忙しい人でもできることがあるのです。
洗濯物を干すときや、窓拭き、雑巾がけなどで背中の脂肪を意識して大きく体を動かしてみましょう。
このように、毎日のちょっとした気遣いで、背中に脂肪をためることにならずにすむのです。
毎日意識することで予防できればこれはそれほど難しいことではないでしょう。