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ニキビとにきび痕

ニキビとにきび痕

にきびとはどういう肌のトラブルなのでしょうか。

医学的には尋常性座瘡(じんじょうせいざしょう)とにきびは呼ばれているようです。

尋常性座瘡が出来る条件が揃えば、年齢に関係なく発症しますから実は、20歳過ぎたら吹き出物というわけではなく、10代でも40代でもにきびは出来るのです。

大変にきびに悩む方は多く、それと同様ににきび痕を治したいと希望する人も大勢いるといえます。にきび痕は大きく分けて2つに分けられます。

まず1つ目は、肌表面がデコボコしている状態で、これはにきび痕が陥没しているものです。

にきび痕はアクネスカーとも呼ばれ、赤にきび以降の段階で形成される事がほとんどです。細菌の増殖によって炎症が起きてしまうことによって作られます。

なかでも膿胞や膿腫に迄進行して、これを気にしてつぶしてしまうと、にきび痕が皮膚に残りやすくなります。

ケロイドやクレーターの様になってしまうこともあるでしょう。

にきび痕は治りにくく、場合によっては一生残ってしまう事も少なくありません。

加えて2つ目のにきびの痕は、にきびの後遺症といえるものでにきびの痕に出来る色素沈着です。これはシミの様に色素沈着している状態です。

にきびばかりでなく、色素沈着は炎症を起こした部分に出来やすいものです。これを炎症後色素沈着といいます。

色素沈着とはいわゆるシミのことです。シミが残ってしまう事があるので注意しなければならないのは、傷が出来た痕や、化粧品や薬品によってかぶれが生じた後なのです。

 

にきびとにきび痕の原因と対策

にきびが出来る原因は何かというと、にきびは皮膚の毛穴に皮脂等が詰まってしまう事です。

それだけではなくにきびの周囲が赤く腫れたり細菌感染して膿んでくる事もあるからです。

これによ痛みを感じることもあるようです。

にきびの内因性原因としては、ホルモンバランスの変化、睡眠不足や夜更かし、偏食、ストレスがあげられます。

また肌に合わない化粧品の使用、皮脂や汗等の汚れ、活性酸素がにきびの外因性原因としてあげられるでしょう。

その他に乾燥や薬の使用もにきびが出来る原因といえるのではないでしょうか。

いくつもの原因が重なり合うことによってにきびが出来る場合が多いようで、原因は1つではありません。

にきびやにきび痕の予防や改善は、できる要素となる様々な原因を把握して、きちんと対策を立てないと、なかなかすすまないものです。

にきびやにきび痕の対策が自分でできるものがあります。

それは正しい洗顔法を身につけるということです。

ぬるめのお湯でメイクや汚れをしっかり落とし、余分な皮脂も取り除いて下さい。シャワーを使って綺麗な水で洗顔料を洗い流します。

さらに重要なのは、ゴシゴシこすったりして強い刺激を肌に与えないようにし、清潔なタオルを使うことを心がけてください。

また自分の肌の状態に合っている化粧品を使うことも、自分で出来るにきびやにきび痕の対策として有効です。

正しい化粧品での肌のケアが綺麗に洗顔した後には不可欠です。

自分の肌質に合った化粧水や乳液等物選び、基礎化粧品も汗をかきやすい夏と乾燥しやすい冬とでは変えるといった細かい工夫が必要ではないでしょうか。

化粧品には、にきびやにきび痕の形成を促す様な成分も含まれていますし、ファンデーションは肌にとっては汚れですから、にきびやにきび痕の発症を促し、悪化をもたらす事になります。

まずは自分の肌に合った化粧品を使用するようにしましょう。化粧が原因でにきびやにきび痕が出来てしまう事もあるからです。

にきびやにきび痕の治療について

早めににきびの専門クリニックで相談して、きちんとしたにきび治療の開始をしたほうが良いのが、にきびやにきび痕の症状が特にひどい人です。

どんなにきびの治療を、にきびの専門クリニックでは受けることができるのでしょうか。

まず敏感肌の女性にとって嬉しいのは、洗顔料や保湿剤等独自に開発されたにきびやにきび痕用のスキンケア用品を購入することが可能だということです。

高濃度ビタミンCのお薬があります。ビタミンCはシミ・そばかす・くすみを取る美白剤や、にきびやにきび痕の治療薬として使います。

ビタミンCには、にきびやにきび痕に対して皮脂分泌の抑制による予防効果と、にきびの炎症によって出来る活性酸素を中和させて、にきびの炎症を抑える効果があります。科学的な治療法であるケミカルピーリングもにきびやにきび痕には効果的です。

このケミカルピーリングはフルーツ酸の働きで、角栓の除去やアクネ桿菌の殺菌をすることでにきびやにきび痕を改善していきます。

ピーリング石鹸といって、自宅でケミカルピーリング効果を得られるものも購入可能です。

メラニンを抑制し、コラーゲンを産生する能力を高める効果があるのが、フォトフェイシャルと呼ばれるにきびの治療方法で、これは特殊な光を利用するものです。

にきび痕に最も適した治療方法で、陥没や色素沈着などに効果的です。

それだけではなく、皮脂の分泌を抑える効果もあるので、にきびを総合的に治療することができます。

レーザー治療もあります。

レーザー治療とは、にきびの炎症の元となる原因菌に働きかけ、殺菌する作用を持つレーザー光線を当てるだけのにきびの治療法です。

皮膚の他の組織にダメージを与える事はないので、にきびの治療に使用されるレーザー光線は、内服剤の様に副作用の心配はないでしょう。

その効果は、細菌の増殖を予防したり、炎症を沈静させるなど様々です。

にきびやにきび痕の治療にはたくさんの治療方法があります。

にきびやにきび痕に悩んでないで、クリニックに行ってみましょう。

きっとあなたにぴったりのにきびの治療法が見つかる筈です。

 

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