脂肪肝とは
Q. 脂肪肝とは
A. 肝臓に脂肪がたまっている状態です。
脂肪の多い食事を摂り続けていると、肝細胞に中世脂肪が蓄積することになり、それにより肝臓の機能自体も低下することになるのです。この脂肪肝が進行すると、肝硬変へと移行しやすく、また肝臓がんにまで至ることもあり、決して侮れない病気です。
脂肪肝になる原因は動物性脂肪の多い食事とアルコールです。
脂の多い食事をとりすぎると、肝臓はその脂肪の分解をしきれなくなり、その結果食事で摂った脂肪hどんどん肝臓に蓄積されてしまう、ということになるのです。
そしてアルコールを摂り過ぎている人、また肥満、糖尿病を患っている人も要注意なのです。脂肪肝は、具体的にどのような症状をもたらすのでしょうか。
肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ自覚症状が現れにくいのが特徴ですが、初めのころはなんとなくだるいとか、疲れやすいといった程度で見過ごされがちです。
その症状がさらに進行すると食欲不振、右上腹部に痛みを感じるなどのはっきりした自覚症状が出てくるでしょう。
脂肪肝はその多くが血液検査によって発見されるようで、その治療法としてはほとんど食事療法と運動療法が主だということです。
脂肪や糖質の多い食事は控えるようにし、運動を取り入れることで体重コントロールをし、アルコール性脂肪肝の場合は禁酒療法をする、というのが具体的な治療法です。
このように日ごろから脂っこい料理を好んで食べる人は食事の内容を見直すとともに、健康診断を欠かさず受けるように心がけることが大切です。
脂肪肝治療に適した食事
脂肪肝になる要因は、脂の多い食事やアルコールを摂り続けることで、脂肪が肝臓にたまってしまうことです。
そうすると、脂肪肝治療に適した食事の摂り方とは、具体的にどのような食事になるのでしょうか。
まず肥満をしないよう食べ過ぎに気をつけて、食事は腹八分目を心がけましょう。
たとえば未精白米に雑穀を混ぜたり、パンや麺類も全粒だとさらによく、またたんぱく質はできるだけ植物性食品から摂るようにするといいでしょう。
肉や乳製品は血液を汚す原因を作ることになるので、できるだけ控えたいものです。
脂肪肝治療に適した食事というと、脂肪を摂りすぎないようにすること、白砂糖や刺激になる香辛料もなるべく避けることです。
そしてミネラルやビタミンを充分に摂るよう心がけ、玄米発酵食品を利用して、ビタミンを多めに摂るようにするといいでしょう。
肝臓に障害がある場合はビタミンやミネラルが貯蔵されにくくなっていて、新鮮な野菜をたくさん摂ることも、脂肪肝治療に適した食事では重要なのです。
また脂肪肝の人は、アルコールは禁止するのが基本的です。
さらに、人工的に合成されたものの解毒が困難な肝臓のために、合成添加物や農薬などが食品に付着していないかにも注意を払いましょう。
脂肪肝治療に適した食事の際には、なるべく自然のものを食べるようにするとよく、そうすれば脂肪肝の人の肝臓にあまり負担がかからないですみます。
このようにバランスもよく、脂肪を上手に避けた食事をよく噛んで食べることが脂肪肝を改善することになるのです。
顔の加齢
顔のたるみと加齢 いつまでも美しくいたいと思うことは全ての女性にとって永遠のテーマです。
歳を重ねるごとに皮膚がたるむという老化現象は、女性の大きな悩みのひとつです。
この女性にとって大きな悩みの種である顔のたるみは、いったい何が原因で起こるのでしょうか。
顔のたるみが起こる原因は、歳とともに顔の肉を支えている筋肉が衰えて、たるみができてしまうようになるからです。
また顔の皮膚の内部にも原因が潜んでいます。
コラーゲンやエラスチンといった美肌成分は、歳をとるにしたがって減少し、顔がたるんでくることもあるのです。このコラーゲンやエラスチンといった皮膚成分は、歳をとるにつれ減少することを食い止めることは不可能なのです。
それで、肌を支える筋力が徐々に減少し、筋力の衰えた皮膚と脂肪のほうが増えてしまい、顔はたるんでしまうというわけです。
歳をとれば筋力は衰えるわけで、肌は重力に逆らうことができず、下のほうへと移動してしまうのは、食い止めることのできない現象です。
しかしそのままにするのではなく、どうして顔がたるむか原因を探ってみましょう。
それによりたるみの原因を上手にケアしながら、肌にかかる重力の負担を最低限にまで減らすことは可能なのです。
加齢により変化していく自分の肌と向き合い確実なたるみ対策を見つけ出しましょう。
顔の筋肉について
顔や首の筋肉には30もの筋肉があり、顔の筋肉はとても小さくて繊細にできています。
顔の筋肉が弱ると目が細くなり、頬がたれて口角が下がり、二重あごになったりします。このような症状は女性が何とか避けたいと思うことでしょう。
顔の筋肉というと思い浮かぶのが表情筋ですが、これは顔の表情が動く、というところから呼ばれているのです。
顔やせ、小顔効果が期待できるのは顔の筋肉をエクササイズする方法です。
代表的な表情筋は頤筋(おとがいきん)で、唇下からあごに伸びる筋肉です。
この顔の表情筋が衰えると二重あごになってしまう場合があります。
前頭筋(ぜんとうきん)は眉の上から額にかけての筋肉で、この筋力が衰えると額の横ジワが出てきます。
まぶたを閉じたり開いたりする役割をするのが、眼輪筋(がんりんきん)と呼ばれる筋肉です。この筋力が低下すると目尻のシワや上まぶたのタルミになります。
頬筋(きょうきん)は、口角を上げる役割があり、この筋力が衰えてくると口角が下がってしまいます。
これは口元が怒っているような印象を与えてしまう原因になることがあるので、注意しなければなりません。
あまりテレビを見ない私が見ているサイト
2020年5月14日
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やせるための食事と運動
やせるためには
摂取カロリーを少なくする、つまり食べ物を制限する必要は確かにあります。
中にはひたすら食べるのを我慢したり、野菜しか食べないような極端なことをする人も多くいますが、そんなことをしては、健康的にやせることは出来ません。
体重を落とすのに安全な範囲とは、だいたい1週間に1kgになるでしょう。
ダイエット中の食生活に関しては、色々な種類の食品をまんべんなく少しずつ食べることが大切です。
少し面倒かも知れませんが、6つの基礎食品という考え方があります。
食品を偏りなくしっかり摂取しながらやせる方法を取り入れたい人には効果がある方法でしょう。
人の脳には満腹中枢というものがありますが、これは20分くらいで満腹の指令を出すのです。
食事をするときに急がずゆっくりと食べるようにすることで、満腹中枢が満腹の指令を出すまでの食事量をすくなくすることができるのです。
やせるために必要な運動量について言うと、運動をしながら汗はかきながらも、会話くらいはできるという程度がやせるためには理想的なようです。
姿勢を正して歩幅を大きくリズミカルに歩く運動が効果的で、一日無理の無いように時間を決めて歩く事が継続するポイントです。
食事の直後は避けて早朝か夕方に歩いた方が効果的で一日7000歩くらい、時間にして1時間以上歩くとよいです。
日々の生活のなかでもなるべく歩くよう工夫し、会社ではエレベーターを使わない、通勤の途中一駅前で降りて歩く、通勤は車をやめてバスや電車を利用するなどがやせるために効果的な運動です。
ダイエットのちょっとしたテクニック
まず食事について、1日の計画の中で食事をする時間をあらかじめ設けるようにし、規則正しい食事を摂ります。
忙しさにかまけて食事が摂れない、ということがないように、はじめから時間を考えて行動するといいのです。
朝食の場合は、とくに摂れないという人が多い食事のようですが、まずはヨーグルトとフルーツといった簡単に摂れるものから始めていって、だんだん慣れてきたらしっかりした食事へと変えていったらいいでしょう。
運動もなかなか続けるのが難しいことではあります。
しかし家事や仕事の合間にちょっと時間をみつけてできる運動を毎日続けるようにすればそれほど負担にはなりません。
やせるためのテクニックとしては、バスや電車では座らない、床磨きはぞうきんがけにする、近所への買物は歩いて行くなどです。
軽いストレッチなどをテレビを見ながらでも行うと、何もしないよりしっかり運動になります。
運動を始めるには徐々に段階を上げることが大切で、はじめから激しい運動をすると疲れて続けにくくなるため、まずは軽めの簡単な運動を選んで始めてみることが長続きするコツになります。
それから、やせたいという思いを持つ仲間同士が集まることで、志気を高めるというのもテクニックのひとつでしょう。
同じ目的を持つもの同士励ましあって協力しあうことがそのよい点で、夫婦でウォーキングなどに挑戦するのも良いかもしれません。
やせたい人はまず自分のできることからひとつひとつ焦らずに始めてみることがやせるためのテクニックとして一番大切なのではないでしょうか。
メタボリックシンドローム予防
メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームのことを病気と思っている人もいるかもしれませんが、病気につながる状態のことで、病気そのものではありません。
そしてこれといった体で感じる症状がない場合でも、メタボリックシンドロームと診断できる場合もあるのです。
自覚症状がないということはその予防を大変困難なものにしていて、動脈硬化とわかるところまでいかないど気づかないということもよくあるのです。
しかしやっかいなことに、動脈硬化の初期に自覚症状が出ることはまずないため、なにかおかしいと感じたときは予防の段階はすでに過ぎており、病気がかなり進行しているということもあります。
そういうわけで、メタボリックシンドロームが進んでからでは改善しようとしても遅いのです。
メタボリックシンドロームになる前に、つまり病気を併発しないうちに、予防対策をしなければなりません。
まず自分の体について状態を熟知すること、これこそがメタボリックシンドロームの予防のためにはじめにすることなのです。
そのためにはきちんと健康診断を受け、自分がメタボリックシンドロームかどうか調べてみることから始めましょう。
そうすることで現在の自分が危険かどうかを知ることができ、予防をしようという気持ちにもつながるでしょう。
近所の病院にいってみることもできるでしょうし、ほかにも健康診断でその判断をあおぐ、という手段もあるでしょう。
よく人間ドックは健康診断と同じようなことをするのだと思っている人がいます。
しかし人間ドックは健康診断をよりももっと詳しく調べるものなので、メタボリックシンドロームがどうかを判断するためには健康診断くらいでちょうどいいと思われます。
メタボリックシンドローム予防「食事」
メタボリックシンドロームは、食生活を改善することが予防としてなによりはじめにすることなのです。食事は内容だけに限らず、食べるときの時間やその多さ、それから食べ方も気をつけなければなりません。
日々の習慣で少し気をつけるだけで予防策になりますので、神経質にならない範囲で少しずつ実行していくとダイエットにも健康にもよい結果をもたらします。
メタボリックシンドロームの予防策として、食事は寝る3時間前までに済ませるようにします。
そのわけは寝る3時間以内の飲食は中性脂肪を増やすからで、中性脂肪を代謝する機能は食べたあとすぐに眠ると処理がうまく行われないのです。
そうやって処理しきれなかったエネルギーは血液中に残り、それがもとで中性脂肪が増えてしまうのです。
また、食べてすぐ寝ることは脂肪をよく吸収させることにつながり、そのまま脂肪が残ってしまい、さらにメタボリックシンドロームの状態になるわけです。
食事を時間をかけてよく噛むようにすること、そのことでもメタボリックシンドローム予防をしていることになるのです。
咀嚼をすると満腹中枢が刺激され、少量の食事でも満足できるうえ、インスリンの分泌が正常になって肝臓の負担を軽減します。
目安としてはひとくち30回程度で、食べ物が口の中でおかゆ状になるまでが理想的です。
食べ過ぎないようにすることも、メタボリックシンドロームの予防策として効果があるのです。
そのためには一日に必要なエネルギー量を知ることで、その中で食事をするようにすると、無駄な脂肪をつけないことにもなります。
ダイエットと食事
ダイエットは食事から
最近ちょっと体重が気になるという人がダイエットを考えたとき、まず一番に気をつけるのは食事ではないでしょうか。
中には自己流で極端に食事制限をしてしまったり、無理に食事の量を減らしたりする人もいます。
そうすることで、体を壊してしまうこともあり、またかえって太ってしまうような体質に変わるときもあるので、注意しなければなりません。
ではダイエットをしたいと思ったらどのようなことに気をつけて食事を摂ったらよいのでしょうか。
まずはダイエットをする前に自分自身の肥満の原因をよく分析してみましょう。
食事などから摂取されるエネルギーが消費されるエネルギーより多ければ、当然のことながら脂肪が溜ることになるでしょう。
普段ストレスなどから食べすぎていないか、運動不足になっていないか、ダイエットの失敗によるリバウンドをしていないかなどを振り返ってみましょう。
そうやって自分がどうして太ってしまったかがわかると、次にどのような対処法をとるべきかがわかってきます。
たとえばストレスによる食べすぎが引き金でで肥満になってしまった人ならば、食事内容に工夫をこらしながらダイエットするという方法を選ぶと、効果が出てくるでしょう。
とにかくまずはストレスの元を断つように努力することで、食事も普通にできるようになり、健康にいいダイエットをすることもできるでしょう。
またリバウンドを防ぐためにはきちんと食事をしゆるやかに体重を落とすダイエットが一番です。
心にも体にも負担をあまりかけないですむダイエットを進めるために、無理は禁物と自分に言い聞かせ、体や心を損なわないようにしなければなりません。
食事で始める簡単ダイエット
ダイエットを始める場合、それでは具体的になにからはじめようかと考えてしまうことはよくあるでしょう。
いきなり急激な食事制限したり運動したりするのは決して長続きしません。それでは手軽に初めて続けることのできるダイエット法をご紹介しましょう。
ダイエットの第一歩としてすることは、日ごろ食べている食事の調理法をまず工夫してみることです。
調理器具はフッ素樹脂加工のフライパンや電子レンジ、グリルを活用しカロリーカットに努めればダイエットに効果的です。
一般的にエネルギーの低いほうから蒸す、焼く、煮る、炒める、揚げるとなっていますが、この調理過程でもカロリーカットの工夫をすることができるのでダイエットに役立ちます。
また焼くならグリルを使うと余分な油を落とすことができ、煮る場合はあくをとるといいでしょう。
炒めるときはフッ素樹脂加工のフライパンで油を引かないようにしたり、揚げるときは衣を工夫したり油をよく切ってキッチンペーパーで吸い取ります。
調理法を見直してダイエットにいいやり方へと工夫しながら、同時に食事の日記をつけてみると効果的です。
しかし毎日のことですからそんなに事細かに日記をつける必要はなく、食べた時間、食べたもの、たべた情況、活動の記録などを簡単に書いておくことでダイエットを常に意識できます。
こんな食事日記をつけることで、毎日の食生活を見直すこともでき、ダイエットとしてよく内面などにも気づくこともできるはずで、それだけでも便利でしょう。
ダイエットも習慣ですからこの食事日記とともに習慣化するという利点もあります。
動脈硬化にならないために
メタボリックシンドロームという言葉をよく耳にすることがあります。
メタボリックシンドロームというものの対策も考えられるようになった本来の目的は、動脈硬化から起きる循環器病をいかに予防するかということなのです。
その循環器病とは、心筋梗塞、狭心症などの心臓の病気、そして脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などのことです。
動脈硬化になっても、ある程度症状が進まないことには、なかなか症状がでてこないところが、この病気の恐ろしさです。
しかも、動脈硬化によって起こる循環器病は、主に働き盛りの人に突然発症することが問題になっています。
生命に関わるほどの重大な病気になることも多々あり、それに伴う後遺症も深刻です。
メタボリックシンドロームをそのままにしておくと、それはやがて動脈硬化を引き起こすことになるのです。
動脈硬化にならないために、メタボリックシンドロームの段階でしっかり対策ができていなければなりません。
つまり、もしメタボリックシンドロームに陥ったとしても、それ以上悪化しないように、努力を続ければいいというわけです。
肥満の対策を講じるようにすれば、必ずしも動脈硬化につながるというわけではないということです。
そのためにまずメタボリックシンドロームの対策として生活習慣を見直して、運動を心がけることが大切です。
メタボリックシンドロームを改善するように努力しさえすれば、誰しも健康な体には戻ることができるでしょう。
メタボリックシンドローム
内蔵に脂肪が蓄積すると糖尿病、高脂血症、そして肥満症や高血圧、などの生活習慣病が起こりやすくなりますが、このような状態のことをメタボリックシンドロームといっています。
これらの病気は同時に発症することが多く、そして重複すればするほど動脈硬化になりやすくなってしまいます。
日本人の三大死因といわれている病気はがん、脳卒中そして心臓病になっています。その中の心臓病と脳卒中が入っている、いわゆる循環器病の元となるのが、この動脈硬化なのです。メタボリックシンドロームを予防すると、そんな生活習慣病までも予防することにつながるのです。
メタボリックシンドロームの基準には、2005年に日本肥満学会から
- 男性は腹囲85cm以上
- 女性は腹囲90cm以上
と発表されました。
それに加え、
- 血圧130/85mmHg以上
- 中性脂肪150mg/dL以上またはHDLc40mg/dL未満
- 血糖110mg/dL以上
という基準が含まれるのです。
しかしながらその基準値は、日本とWHO、またアメリカとでもそれぞれ違っているのです。
しかもその予防法は、基準値自体で必ずしもはっきり判断できるといいきれるわけではないため、様々に分かれています。
メタボリックシンドロームの人がかかりやすいと考えられている糖尿病、心筋梗塞、脳卒中は医療費の約30%を占めています。
事態を重く見た厚生省は、予防のためにも生活習慣病患者とその予備軍を2015年までに25%減らす目標を掲げました。
このような経緯で、メタボリックシンドロームを予防するための保健指導が開始されることになったのです。
背中の脂肪
自分では見にくい背中には、気がつかないうちに少しずつ脂肪が蓄積されます。
人から案外見られていて印象を左右するのが後姿です。
自分では見えないので、あまり気にすることが少なくなりがちですが、よくぴっちりしたTシャツの背に、ブラジャーからはみ出しているお肉がはっきり見えていたりすることもあります。
おしゃれをしていても、これはいただけません。
そのうえ脂肪が背中について、丸まって猫背になっている人がいますが、これは老けて見えてしまいます。
その反対で若々しく見られる人は、姿勢がよく、背中にだぶついたよけいな脂肪が無くすっきりとしています。
また余分な脂肪が背中についてしまうと、腰痛や肩こりの原因にもなります。
一度脂肪がついてしまうと、背中の場合は手や足のように動かすことが少ないのでなかなか取ることができません。
大切なのは姿勢を良くすることです。
日頃から背筋をしゃんと伸ばして歩きましょう。背中の脂肪をつきにくくするには、いつも背中を意識することが大切です。
一度ついてしまった背中の脂肪はなかなか取り除けません。
日ごろから家事をするときなどに、背中を伸ばしてきびきび動けば、脂肪を寄せ付けるのを防げるのです。
背中の脂肪を落とすには
背中についてしまった脂肪を落とすにはどうすればよいのでしょうか。
背中を伸ばすストレッチや普段使わない背中の筋肉を動かすエクササイズが有効です。
ダイエットをして体重が減ったとしても、一度背中についた脂肪を落としてすっきるさせることは大変難しいことです。
さらに姿勢の悪い人は背中に脂肪がつきやすいので注意が必要です。
始めに自分の姿勢を振り返ってみましょう。
一日中前かがみの姿勢でパソコンに向かっていたのでは、背中の脂肪はなかなかとれません。
血行をよくしてあげれば、脂肪も燃焼しやすくなりますので、背中を伸ばすストレッチをするようにしましょう。
毎日繰り返していれば手を後ろに組んで背中を反らすだけでも、背中に脂肪がつきにくくなるでしょう。
脂肪が背中に蓄積するのを防ぐために家事の時にちょっと背中を意識してみましょう。
特別な運動をする時間のない忙しい人でもできることがあるのです。
洗濯物を干すときや、窓拭き、雑巾がけなどで背中の脂肪を意識して大きく体を動かしてみましょう。
このように、毎日のちょっとした気遣いで、背中に脂肪をためることにならずにすむのです。
毎日意識することで予防できればこれはそれほど難しいことではないでしょう。
お腹の脂肪を減らすには
お腹の脂肪を減らすには
お腹の脂肪を減らし、すっきりスマートなお腹にするためには、どんな法方があるでしょうか。
お腹をスッキリさせるための法方として、まずお腹にいつも緊張感をもって姿勢良く生活することがあります。
立っているときも座っているときもいつもお腹を引き上げる感じで姿勢を保ちます。
意識的に胸を高くし、あごを引いて背中をそらせないようにしながら、お腹は突き出さないようにしてください。
お腹周りの脂肪を減らすためには、食事にも気をつけることが大切で、特に食べてはいけないものはないものの、肝心なのは食べる量です。
たとえダイエットをしたいない場合でも、やはり食べ過ぎることはいいことではないのです。
摂取するカロリーが消費カロリーをオーバーしないようにすることが大切で、低カロリーのものでも食べ過ぎればカロリーオーバーになるのです。
お腹の脂肪を減らすためには、お腹の脂肪をつきにくくする事が大切で、まずはお腹の脂肪を燃焼させることを一番に考えます。
脂肪燃焼に役立つ栄養素はビタミンB1やB2などで、B1は炭水化物を燃焼させ、またB2は脂肪を燃焼させるのに役立ちます。
こういった脂肪燃焼をバックアップする栄養素が足りていないと、いくらエクササイズなどでダイエットをしようと思ってもお腹はやせないのです。
脂肪の燃焼を活発にさせるためには、筋力をつけて基礎代謝を上げることが重要で、体重を減らすだけではだめなのです。
お腹の脂肪を減らすためには筋肉をつけることも大切で、そのために食事内容にも注意し、たんぱく質をよく摂るようにしましょう。
お腹の脂肪を取るエクササイズ
お腹の脂肪を減らすエクササイズがありますが、これはとても簡単な法方で誰にでもでき、食事の工夫とともに実行すると、とても効果が上がります。
そんなお腹の脂肪を減らすエクササイズを実行する時間は、自分がもっとも習慣にしやすい時間が良く、これが適した時間なのです。
自分にとって無理なく続けられそうな時間帯、たとえば寝る前や朝起きたときなどを好きに選ぶといいでしょう。
お腹の脂肪を減らすエクササイズには、みぞおちを引き締める運動がありますが、これはひざを立てて寝て足を肩幅くらいに開いた状態で、腹筋をするように背中を丸めて上体を少し起こすようにします。
お腹の脂肪を減らすエクササイズとして効果を上げるには、上体を持ち上げるときに肩甲骨が床から離れるくらいにするといいでしょう。
下腹の脂肪を取る運動も、お腹の脂肪を減らすエクササイズになり、効果的です。
仰向けに寝て、頭と曲げた足を少し浮かして、その足をまっすぐにのばすという運動ですが、かかとを床に付けず、きりきりのところで止めるのがポイントです。
体が動きそうならば腕で床を押さえるようにし、ゆっくりと息を吐きながら繰り返します。
わき腹の脂肪を取るエクササイズもあり、お腹の脂肪を減らすエクササイズと合わせて行うと、さらに効果的です。
これは横にした体を肩ひじと足で支え、上体と腰を浮かして静止させることで、わき腹の脂肪を減らすというものです。
浮かしたわき腹が反らないようにグッと力を入れてまっすぐにさせるとより効果的にわき腹の脂肪燃焼を促進させます。
このようにお腹の脂肪を減らすエクササイズは、自分の家でも簡単にできるものばかりなので、すぐに実行してみるといいでしょう。
薄毛・ハゲ 髪の毛を増やす育毛方法
髪の毛を増やす育毛方法
頭髪の問題は、当人にしかわからない場合が多いですが深刻なものがあります。
抜け毛の本数が増えたり頭髪の薄さを気にする人たちは育毛に関心のある人が多いことでしょう。
髪の毛を増やす育毛方法にはいくつかあります。
今現在、頭皮から生えている自前の髪の毛を維持しながら育てるものと、新たな髪を生えるようにするものです。
まず、頭皮にしっかり生えている自前の毛の育毛を目指しましょう。
頭皮の健康状態を整え、正しいヘアサイクルで頭髪の量が維持されるように、寿命がくるまで抜けない髪にするのです。
頭髪が抜ける原因の最たるものはストレスです。
他にも様々な理由で髪は抜けていきます。
髪の毛を増やす育毛を考えている人は日常生活でストレスがかかり過ぎないようにすることが大切でしょう。
抜け毛を防ぎ、髪を育てる育毛剤は様々な商品が販売されており、試す人も多いようです。頭皮を育毛剤の力を借りて清潔、健康を保ち、血流を促進することで抜け毛予防、頭髪増加を目指すものです。
髪を育てる方法には、育毛サプリメントの服用もあります。
育毛サプリメントとは、いわば飲む育毛剤です。
サプリメントという形で発毛にいい成分を摂取することで体質を根本から改善し、抜け毛を防止して正しい発毛ができる体を作るというものです。
育毛サプリメントには様々なものが出回っていますから、自分が求める育毛成分を見つけ出し、育毛剤と組み合わせるなどしてサプリメントを有効に使いたいものです。
育毛とサプリメント
日本人は薄毛を気にしているというデータがあります。
今や薄毛は国民的問題といっても過言ではないでしょう。
育毛サプリメントは、薄毛の問題を解決する存在として期待されています。
この頃の食事内容は、栄養バランスがとれているとは言い難いものがあります。
残業や不規則な生活のせいで食事時間もまちまちという人も多く、また、朝ご飯を食べないという人も相当数います。
食環境が乱れていることこそ、薄毛の理由の一つなのです。
ダイエットにサプリメントを活用してカロリーコントロールをする人や、美容や健康のためにサプリメントを利用する人もいます。
育毛もサプリメントで栄養を補うことによって薄毛の対策ができるようになってきています。
抜け毛の多く発毛の少ない体質を改善するため、髪に必要な栄養を体に取り入れることができるものが育毛サプリメントです。
育毛に必要な成分は色々で、育毛サプリメントも商品ごとに個性があります。
どのサプリメントが自分の体質と合致するかは、使って色々試してみるという方法が一番いいようです。
脱毛症の治療現場でも育毛サプリメントは利用されており、頭髪の専門クリニックでは医薬品と育毛サプリメントを同時に使って状況の改善に成功している事例もあるそうです。
育毛サプリメントの効果を上手に利用して育毛のために活用したいものです。
育毛サプリメントとはどのようなものなのでしょうか
元々、サプリメントとは、生体内に不足した栄養素を補充するものでした。
人間は、食べた物を吸収分解して栄養素を取り込みます。
錠剤やカプセルの形で栄養成分を凝縮し、食事の他に服用して生命に栄養成分を足すものがサプリメントです。
つまり、育毛に必要な栄養成分をサプリメントで補充するものが育毛サプリメントです。
常に栄養やエネルギーを取り込まなければ、生き物は生きてゆけません。
同じように髪の毛も栄養がなければ生えませんし育たないので、育毛サプリメントで育毛成分を補給することは育毛に効果的であるといえます。
総じて、頭髪が細い人や、食べるものが偏っていたり、時間や量が一定していない人は発毛に必要な栄養成分に不足があり、薄毛になる危険性があります。
髪を増やすためには、アミノ酸の補給などをサプリメントで行いましょう。
この他に育毛に必要な成分としては、ビタミンBや亜鉛があります。
これらを含む育毛サプリメントを服用し、髪の健康と成長に役立ててください。
サプリメントの過剰摂取は体の害になることもあります。
発毛に必要な栄養成分をサプリメントで摂取することで、自分なりの薄毛対策をしましょう。
セルライトやむくみ
セルライトの予防
体にセルライトを作らないための予防法には、どういうものがあるでしょうか。
それは生活習慣を改善すること、まずこれがセルライト予防には大切なことです。
脂肪と老廃物が融合してしまうとセルライトができあがってしまうので、まず食生活から太らないものへと変え、血液循環を促すように運動することも重要です。
セルライトの生成を防ぐには、太ももやお尻といったセルライトができやすいところをしっかりマッサージし、血行をよくするといいのです。
セルライトができにくくなるという、市販の商品もたくさんあります。
手軽なのはストッキングや靴下・下着などで、セルライトの原因となるむくみを防止してセルライトを予防します。
さらにセルライト対策に必要な冷え性を起こさないために、体の冷えを解消するようなものも利用するといいでしょう。
食生活では食品添加物が問題で、体の中では老廃物となってセルライトの原因となるむくみを起こしやすいので、できる限りとらないように気をつけることが大切です。
糖分や脂肪分の摂りすぎにも気をつけなければなりませんが、そのためにはスナック菓子やレトルト食品など糖分・脂肪分が大量に含まれている食品も避けるようにしましょう。
無添加の自然食品を使ってバランスの取れた食生活を送ることがセルライトの予防につながります。
セルライトを予防する方法は適度な運動・規則正しい生活習慣など私たちの健康そのものにつながるものばかりです。
美しくなるために、そして健康的になるためにも、ぜひ実践したいことですね。
太もものむくみ
むくみは、太ももが太る原因を作り出すもののひとつです。
むくみとは、血液循環が悪くなって老廃物がたまってしまう状態をいいます。このむくみをなくしていくと、太ももを細くすることができるのです。
血液の循環が悪くなる原因は、疲れや冷えによるものです。
長時間歩き回って帰宅したときに、足がむくんでいたという経験をしたことがある人は多いことでしょう。
足が疲れないようにし、冷えを防ぐようにすると血液の循環が維持され、太ももを細くすることができます。
そのために、半身浴や足のマッサージなどで下半身を暖めると、血液が上半身に戻ることができて効果的なのです。
血液が滞ることなく循環できるようにすると、太ももはやせられるのです。
足が冷えることもよくないです。
また炭水化物の摂りすぎも、太もものむくみを引き起こす場合があります。
食生活を見直すとむくみを解消できることもあり、太ももを細くすることができます。
代謝の仕組みとダイエット
代謝の仕組み
体を動かしたり内蔵が働く時にエネルギーを消費する生命活動そのもののこと、それを代謝といいます。
新陳代謝ともいい、汗をかく、髪が生え替わる、肌が再生する、脂肪を燃やすなども代謝の作用です。
たとえ寝ている間でも代、謝は行われています。
呼吸や体温調節など生命を維持するために必要な代謝が基礎代謝です。
基礎代謝は消費エネルギーの実に70%を占めていて、そのピークは男性は16歳、女性が14歳ということです。
遺伝的な傾向があるといわれる基礎代謝ですが、運動などによって筋肉量を増やし、代謝を高めることは可能です。
脂肪が燃焼しやすく太りにくい体質の持ち主である条件は、この代謝が高い人くて摂取したエネルギーを消費しやすい人だということになります。
逆に代謝の低い人は脂肪が蓄積しやすくなり、体重も増えやすい体質になってしまいます。
健康な人の場合、一般的に筋肉量が少ない人ほど基礎代謝が低くなります。
単品ダイエットなどの無理なダイエットをすると代謝を下げてしまい、脂肪を減らすどころか逆に貯め込みやすくなる場合もあります。
代謝が低いと体温が低くなり、手足が冷え、肩こりや腰痛があるようになり、血圧も低くなり、少し食べただけですぐ脂肪が増えたりするようになります。
生活習慣病にもかかりやすいということで心配される内蔵脂肪型肥満タイプの人は、内臓のまわりに脂肪がつかないように気をつける必要があるでしょう。
代謝向上とダイエット
消費するエネルギーより摂取するエネルギーの方が多くなると、余ったエネルギーを脂肪として貯め込もうとするのが人間の体のしくみなのです。
ダイエットでは、どのようにして消費するエネルギーを増やしか、そしてどうやって摂取するエネルギーを減らすかがポイントになるのです。
ダイエットの大半は食事を制限することで摂取エネルギーを減らすものですが、運動をせずに食事の量を減らすだけでは脂肪は減らないままに基礎代謝がぐんと低くなってしまいます。
このようにして基礎代謝が低くなると、脂肪じゃ燃えにくくなり、体重も減りにくい体質へと変わることになるのです。
適度な運動で基礎代謝を上げて消費エネルギーを増やすダイエット法でなら無理な食事制限も必要なく、健康増進効果もあります。
ダイエットにありがちなリバウンドの心配も、この基礎代謝を上げるダイエット方法でなら全くありません。
基礎代謝は人間の消費エネルギーの中では約7割にあたります。そしてその基礎代謝のうち4割が筋肉による消費だといわれています。
それは筋肉が増えれば基礎代謝も増え、それによって基礎代謝に使うための脂肪が燃焼することを意味しています。
たとえ寝ていても代謝は行われますので、何もしなくても一定量のエネルギーが消費される体になれるのです。
逆に筋肉が少ない場合は代謝が低くなり、脂肪は燃えにくくなって体重は増える一方ということになるのです。
ダイエットを効果的に進めるためには、基礎代謝を上げるのが何よりも大切なことなのです。
メタボリックシンドロームとは
メタボリックシンドロームとは
頻繁に耳にするようになった言葉のメタボリックシンドロームとは具体的にどういうものなのでしょうか。
それに関連した言葉で生活習慣病がありますが、これには肥満症、高血圧、糖尿病、高脂血症などがあげられます。
それを引き起こす元となっているのが肥満、中でも特に内臓脂肪による肥満だと考えられています。
そのような内臓脂肪がたまったことが原因で病気になるような状態が、メタボリックシンドロームなのです。
肥満はふたつのタイプに分かれていて、それは体のどの部分に脂肪がついているかで変わってきます。
まず皮下脂肪型肥満があり、これは脂肪が下腹部、腰のまわり、太もも、おしりのまわりの皮下についているタイプです。
もうひとつが内臓のまわりに脂肪が蓄積するタイプで内臓脂肪型肥満といいます。
また洋ナシ型肥満、リンゴ型肥満という風に、その体形による呼ばれ方もしています。メタボリックシンドロームには、その内容が様々にあるのです。
自覚症状がないため、自分では少しも気づかないうちに病気が進んでしまっていることもあるのです。まずはメタボリックシンドロームの意味をきちんと把握し、そのうえで自分の体の状態をしっかり調べてみるといいでしょう。
そうしてようやくメタボリックシンドローム対策を始めることができるでしょう。
メタボリックシンドロームという言葉は、今耳にしたことのない人はいないくらいの言葉ですが、それはいったいどういう意味なのでしょうか。
これにはまず内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)と呼ばれる肥満の型の人ががそれにあたります。
そしてそれに高血糖・高血圧・高脂血症のうち、二つ以上を合併した状態のことをいうのです。
これまで日本で行われたメタボリックシンドロームの診断や対策は、海外で定められたメタボリックシンドロームの診断基準が元になっていました。
これが2005年4月に開催された日本内科学会総会において、かねてより待望されていた日本独自の「メタボリックシンドロームの定義と診断基準」が発表されたのです。
今ではそれが日本の診断基準となり、その対策が考えられるようになりました。
まず内臓脂肪の蓄積をウエスト径で判定するのが、その具体的な診断法です。
男性85cm以上、女性90cm以上を基準値としています。
この内臓脂肪を腹部CT画像で精密に測定したとしましょう。
そうした場合、このウエスト径の数字は断面積100平方センチに相当することになります。
これによってタボリックシンドロームと判断されて、対策が必要だということになるのです。
このように世界中で注目、問題視されているメタボリックシンドロームには、様々な対策のための研究がなされています。
まぶたたるみ
まぶたたるみの理由
肌がたるんだり筋肉の力が衰えたりすると、まぶたがたるむようになります。
まぶたがたるみ目元まで落ちてくると、目元はかなり重い印象になります。
狭くなった視界を広くしようと目を開くためにまぶたに力を入れるようになるので、額や眉間にしわができやすくなります。
目つきの印象はまぶたのたるみにも左右され、たるみが原因で目つきが悪く見えるときもあります。
まぶたがたるむことで疲れ目を起こしたり、偏頭痛、それから肩こりなどの原因になることもあります。
まぶたを持ち上げる筋肉の力が極度に弱まると、上まぶたが過度にたるみます。
ひどくなって前を見た状態でもまぶたが瞳の部分にまでたっするほど垂れた状態を、眼瞼下垂というのです。
まぶたのたるみが重度の眼瞼下垂では視野の確保のために下あごを上げるようになったり、頭痛や吐き気などの症状を伴うことがあります。
眼瞼下垂には、先天性のものと後天性のものがあります。
後天的に眼瞼下垂になる人は、年齢のせいもありますが、コンタクトレンズの長期の使用や、パソコンやゲームなどで眼を酷使しているときなどにも起きます。
顔の中でも特別皮膚が薄く、乾燥もしやすくてハリを失いやすいのがまぶたで、まぶたの皮膚それ自身がたるみやすいところになっているのです。
人の顔の中でも特に繊細なのがまぶたで、皮膚にハリがあり、筋力もバランスが取れていて、そして脂肪も適度にあるという状態が崩れると、たるみにつながるのです。
まぶたたるみの予防とケア
まぶたのたるみといっても、まだそれほどひどくはなく、皮膚自体がたるんでいるだけの場合は、毎日のケアで改善することも可能です。
肌の老化を予防することがまぶたのたるみ予防になるので、肌のアンチエイジングや老化対策が有効です。
アイケアクリームや眼の下に施すパックなどの化粧品は、まぶたのたるみをケアするのに効果的なものです。
保湿成分がたっぷり含まれた美容液を目じりやまぶたに塗りこむと、肌のハリを取り戻し、まぶたのたるみ解消に役立ちます。
まぶた周辺部へのマッサージは、まぶたのたるみの解消・予防が期待できます。
マッサージされるとまぶたのたるみ部分が刺激されるので、血行が促進されて改善されるのです。
朝と晩1分間くらいのマッサージを行った後、眼の周囲を指の腹で軽くたたくように刺激すると、さらに効果的です。
マッサージは、中指と薬指を使って目じりからまぶたのたるみの線をなぞって鼻まで持っていくようにします。
再びまぶたを通って目じりに戻り、目じりから頬を通ってあごの辺りまでマッサージをしましょう。
年齢のせいで肌が老化するだけでなく、紫外線の刺激も肌を老化させます。
紫外線の刺激で肌成分のコラーゲンやエラスチンが壊されると、肌の弾力が落ちてしまい、ケアしなければ治りません。
まぶたのたるみを紫外線で悪化させないためにも、紫外線カットやUVケア用品は、冬場であっても使うようにしましょう。
まぶたのたるみ予防に筋肉を鍛える
まぶただけでなく、どの人間の筋肉も使わないでいると弱まっていきます。
まぶたも筋肉で支えられているため、歳を重ねるごとに衰えて、まぶたはますますたるんでくるようになります。
まぶたの筋肉の力を落とさないために、適度に筋肉を鍛えると、まぶたのたるみを予防するのにも効果的です。
目の周りにも眼輪筋と呼ばれる筋肉がついていますが、使わないとその力も低下します。
使おうとしない限り使われることはほとんどない眼輪筋ですが、少しずつでも鍛えていけばまぶたのたるみ防止にはなり、表情筋も一緒に鍛えるようにすると、かの表情を豊かにすることもできます。
意識的に瞬きを繰り返す方法で、眼輪筋を簡単に鍛えるとこともできます。
下まぶたに関しては、普段の瞬きなどでも動かすようなことはほとんどありませんが、指で上まぶたを押さえて、下まぶたが持ち上がるような瞬きをしてみましょう。
そうすることで下まぶたの筋肉が動いて鍛えられるので、まぶたのたるみを解消するのに役立つのです。
それから顔の運動で、顔を全体的に広げたり中心に縮めるようにしたり、目を大きく見開いてからぎゅっと閉じる動作を繰り返してみましょう。
こんなまぶたの瞬きの運動もまぶたのたるみを解消するのに有効です。
毎日のちょっとあいた時間に数分間続けることにより、効果が現れます。
どこにいても簡単にできる運動なので、毎日続けてまぶたのたるみを防ぐようにしましょう。
ニキビとにきび痕
ニキビとにきび痕
にきびとはどういう肌のトラブルなのでしょうか。
医学的には尋常性座瘡(じんじょうせいざしょう)とにきびは呼ばれているようです。
尋常性座瘡が出来る条件が揃えば、年齢に関係なく発症しますから実は、20歳過ぎたら吹き出物というわけではなく、10代でも40代でもにきびは出来るのです。
大変にきびに悩む方は多く、それと同様ににきび痕を治したいと希望する人も大勢いるといえます。にきび痕は大きく分けて2つに分けられます。
まず1つ目は、肌表面がデコボコしている状態で、これはにきび痕が陥没しているものです。
にきび痕はアクネスカーとも呼ばれ、赤にきび以降の段階で形成される事がほとんどです。細菌の増殖によって炎症が起きてしまうことによって作られます。
なかでも膿胞や膿腫に迄進行して、これを気にしてつぶしてしまうと、にきび痕が皮膚に残りやすくなります。
ケロイドやクレーターの様になってしまうこともあるでしょう。
にきび痕は治りにくく、場合によっては一生残ってしまう事も少なくありません。
加えて2つ目のにきびの痕は、にきびの後遺症といえるものでにきびの痕に出来る色素沈着です。これはシミの様に色素沈着している状態です。
にきびばかりでなく、色素沈着は炎症を起こした部分に出来やすいものです。これを炎症後色素沈着といいます。
色素沈着とはいわゆるシミのことです。シミが残ってしまう事があるので注意しなければならないのは、傷が出来た痕や、化粧品や薬品によってかぶれが生じた後なのです。
にきびとにきび痕の原因と対策
にきびが出来る原因は何かというと、にきびは皮膚の毛穴に皮脂等が詰まってしまう事です。
それだけではなくにきびの周囲が赤く腫れたり細菌感染して膿んでくる事もあるからです。
これによ痛みを感じることもあるようです。
にきびの内因性原因としては、ホルモンバランスの変化、睡眠不足や夜更かし、偏食、ストレスがあげられます。
また肌に合わない化粧品の使用、皮脂や汗等の汚れ、活性酸素がにきびの外因性原因としてあげられるでしょう。
その他に乾燥や薬の使用もにきびが出来る原因といえるのではないでしょうか。
いくつもの原因が重なり合うことによってにきびが出来る場合が多いようで、原因は1つではありません。
にきびやにきび痕の予防や改善は、できる要素となる様々な原因を把握して、きちんと対策を立てないと、なかなかすすまないものです。
にきびやにきび痕の対策が自分でできるものがあります。
それは正しい洗顔法を身につけるということです。
ぬるめのお湯でメイクや汚れをしっかり落とし、余分な皮脂も取り除いて下さい。シャワーを使って綺麗な水で洗顔料を洗い流します。
さらに重要なのは、ゴシゴシこすったりして強い刺激を肌に与えないようにし、清潔なタオルを使うことを心がけてください。
また自分の肌の状態に合っている化粧品を使うことも、自分で出来るにきびやにきび痕の対策として有効です。
正しい化粧品での肌のケアが綺麗に洗顔した後には不可欠です。
自分の肌質に合った化粧水や乳液等物選び、基礎化粧品も汗をかきやすい夏と乾燥しやすい冬とでは変えるといった細かい工夫が必要ではないでしょうか。
化粧品には、にきびやにきび痕の形成を促す様な成分も含まれていますし、ファンデーションは肌にとっては汚れですから、にきびやにきび痕の発症を促し、悪化をもたらす事になります。
まずは自分の肌に合った化粧品を使用するようにしましょう。化粧が原因でにきびやにきび痕が出来てしまう事もあるからです。
にきびやにきび痕の治療について
早めににきびの専門クリニックで相談して、きちんとしたにきび治療の開始をしたほうが良いのが、にきびやにきび痕の症状が特にひどい人です。
どんなにきびの治療を、にきびの専門クリニックでは受けることができるのでしょうか。
まず敏感肌の女性にとって嬉しいのは、洗顔料や保湿剤等独自に開発されたにきびやにきび痕用のスキンケア用品を購入することが可能だということです。
高濃度ビタミンCのお薬があります。ビタミンCはシミ・そばかす・くすみを取る美白剤や、にきびやにきび痕の治療薬として使います。
ビタミンCには、にきびやにきび痕に対して皮脂分泌の抑制による予防効果と、にきびの炎症によって出来る活性酸素を中和させて、にきびの炎症を抑える効果があります。科学的な治療法であるケミカルピーリングもにきびやにきび痕には効果的です。
このケミカルピーリングはフルーツ酸の働きで、角栓の除去やアクネ桿菌の殺菌をすることでにきびやにきび痕を改善していきます。
ピーリング石鹸といって、自宅でケミカルピーリング効果を得られるものも購入可能です。
メラニンを抑制し、コラーゲンを産生する能力を高める効果があるのが、フォトフェイシャルと呼ばれるにきびの治療方法で、これは特殊な光を利用するものです。
にきび痕に最も適した治療方法で、陥没や色素沈着などに効果的です。
それだけではなく、皮脂の分泌を抑える効果もあるので、にきびを総合的に治療することができます。
レーザー治療もあります。
レーザー治療とは、にきびの炎症の元となる原因菌に働きかけ、殺菌する作用を持つレーザー光線を当てるだけのにきびの治療法です。
皮膚の他の組織にダメージを与える事はないので、にきびの治療に使用されるレーザー光線は、内服剤の様に副作用の心配はないでしょう。
その効果は、細菌の増殖を予防したり、炎症を沈静させるなど様々です。
にきびやにきび痕の治療にはたくさんの治療方法があります。
にきびやにきび痕に悩んでないで、クリニックに行ってみましょう。
きっとあなたにぴったりのにきびの治療法が見つかる筈です。